この道の果てまで

山下忠彦

シンガーソングライター、俳優、ラジオパーソナリティとしてご活躍中の山下忠彦氏の、コラム『この道の果てまで』『山下忠彦LIVE!太陽にあたる場所』FM845毎週月曜日13:00〜。『夕暮れエンタテイメント』FMハイホー81.4毎週火曜日18:00〜。『奈良町チャンネル』奈良どっとFM78.4毎週水曜日21:00〜。『ちさとシアター』隔週木曜日18:00〜。ONAIR中。

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「9.11と敬老の日」

第97回

2014.9.15更新

「9.11と敬老の日」

今月はアメリカの同時多発テロから13年

早いですね~。



そして敬老の日がありました。

人生の先輩のおじいちゃんおばあちゃん



色々な事を学ばさせていただいている事に

感謝します。



13年前に、突然何かの、誰かの身勝手な陰謀で

大切な人生を断たれた人達。



あの年に生まれた子供達も13歳

丁度中学1年生位



時代は変わり

ネットでの陰湿な虐めや犯罪が増え

引き籠りが増え

まだ生れてから13年しかたって無いのに

既に人生を悟ったように思っている子供達もいる



自分も振り返ればそう勝手に思っていたような・・・



13歳なりに抱えきれない悩みや

この先の人生を嘆き

未来を諦めてしまう子供達



生きていても面白くないと言う子供達に



過去に戻れるなら

あの日の自分にも言ってやりたい事があります。



例えば

人生をサッカーのスター選手に成りたい子供に例えるとします



いつかサッカーのスター選手になりたいなぁと夢を描く

1から始めるにはまずボールが必要

サッカーは一人じゃ出来ないのでメンバーを集めなければ

そしてルールを覚えくり返しトレーニングをする

各ポジションも決まり

さあサッカーを始めよう・・・としても

相手のチームも必要

その他諸々色々揉め事やトラブルもあり

対戦相手も決まり

やっとサッカーの試合が出来る



ってとこで

サッカーって面白くないやんっ

って



まだ試合もしてないのに

勝った時の喜びや

負けた時の悔しさを知って

又トレーニングを積んで

やっと

サッカーの面白さが解かって来ると言うのに



まだその試合を経験する前に

解かってないのに解かった様な事を生意気に考え

やりもしないで諦めてしまっている



そのサッカーの面白味が解かるのは試合

その試合とは

人生に当てはめると

社会に出てから成人してからって事になると思います。



だから十代ってのは

人生を楽しむ準備期間やトレーニング期間と思います。



人生の楽しみってのは

社会に出てから山あり谷あり

自分の力で乗り越え乗り切り

又辛い悲しみも知って行く上で

より一層人生が素敵に見えて来るってのに・・・



お楽しみ袋の中身を見ずに捨ててしまうようなもの。


人間
いつでも死ねる

死ぬのは簡単

生き抜くのが難しい

人が生まれて来た意味は
生き抜く為

どんな状況であれ
生き抜く事をする為に与えられた

同じ命を与えられているのに
生まれた場所や境遇や国などによって
こうも命の扱われ方が違う

無慈悲な
無情な
不公平さを感じ嘆くだろう
自分の人生を恨むだろうし
産んだ親を
神様を恨む事も時にはあるだろう

でも
生まれた以上は 生き抜かなければ
成長させるために
その修行をさせるため
この世に送られて来たんだろう

その無情な意味は
自分がこの世での役目を終えた時に
解るんだろう


その尊き命

人が人の尊き人生を身勝手に終わらせてしまう


こんな事が許されるはずがない


自分にとって都合の悪い人が居るだろう

でもその自分にとって悪人にも思える人達にも

汚れなき時がおり
幼い頃の無邪気な子供の時代があったはず


たった一度の人生
全ての人達に
みんなに命が平等に与えられ
この世に生まれて来れたんだから。

何よりも
何物にも変えられない
たった一度の人生
この人生が送れる事が幸せ。

この世で出会う


景色がある中で

思っていた人生が送れている人の方が少なく
全てが思い通りにはならないのが
当たり前

上見りゃきりなく

下見て比べて満足するもよし

ただ
まだ
終わってない人生を
まだ過ごして行ける
まだこの世にいられ
生きて行ける
命が動いているだけで幸せと思います。

そりゃ
不満
不服
不幸せ
不快感
怒り
わずらわしさ

色々な事で生きているのが
しんどいと感じる事もあるでしょう。

どうやって苦労を乗り越えようか
考えるだけでも辛い

色々あるけど

色々有るのが人生であり
色々困難を乗り越え
人として成長するために
この世に送り込まれ
生まれてきたんだから。

辛い出来事が有ればあるほど
人として成長出来るチャンスと捕らえられれば。



死ぬのが怖いのではなく
この世になんら結果を残せず
なんら手に出来ず
花咲かせず終わる事が後悔で怖い。

僕は何が出来るのか
僕は何が残せるだろう
何も出来なけりゃ
きっと後悔する事がわかるから

自分の使命の為に生きる
だれかの笑顔の為に生きる

この空の向こうまで
この海の向こうまで
この旅の終わりまで


敬老の日をお祝いしてもらえるまで
僕は生き抜く事を止めない。