うれしがり日記

GONG

リシーヴ魂隊の関西地区総長のGONGさんのコラム。『ヤマハ携帯サイト「ケータイクリエイターズ広場(Kクリ)」にて3つのレギュラーコーナーを展開中。あらゆるジャンルに興味を持つ趣味人間。特に収集欲、物欲が強い。広く浅い知識を誇るオタクになり切れないオタク。』とご本人。楽しいコラム間違いないです。

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『いやぁ~映画って本当にいいもんですね。』

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映画「風立ちぬ」を観ました。


劇場で映画を観たのは実は約4年ぶりでして。
4年前に何があったかと言えば、目の手術を受けた時でした。

それ以来、以前のように楽しめないんじゃないか?っていう
漠然とした不安があって、なんとなく劇場から足が遠のいてました。

そんな不安を吹き飛ばすような作品がなかなか無かった、という
ことなんですが、それが今回の「風立ちぬ」でした。

宮崎監督引退作、ということもありますが、宮崎さんの描く
飛行機モノは絶対観ておくべき!と思ったからでした。


結果として、実に面白かった。楽しむことが出来ました。
劇場を出る時、本当に観て良かったな。という気持ちでいっぱいでした。



このコラムで映画を取り上げようか、と思った時、

リシーヴには和泉歳三さんという本職の方がいらっしゃるので
どうしようかと思ったのですが、

僕は僕なりの視点でちょっと書いてみればいいかな、と
書いてみることにしました。



記憶に残る一番最初の映画は、小学校の上映会で観た
「ぼくは5才」という映画でした。

高知に住む5才の子供が、大阪に出稼ぎに行っている父親を
1人で訪ねに行くというストーリーなのですが、

これが実に泣ける物語でして、タイトルソングも実に物悲しく
ずっと印象に残っていました。


自分から進んで劇場に観に行った映画はそれからずっと後の
「E.T.」でした。確か中学か高校の時だったかな。

「映画を観に行く」という行為自体がちょっとオトナな感じがして
それに酔ってた部分も確かにありましたが、

しかしそれにしても面白かった。初めて映画を「作品」と意識して
観た体験でした。

それまでの間は、いわゆる「まんがまつり」的なものをいくつか
観ているハズなのですが、あまり印象に残っていません。


高校2年の時。
実はワタクシ、生徒会なんぞというものをやっておりまして。

なぜかその関係で、映画のチケットをよく頂いたりしておりました。
(学校で定期的に鑑賞会をやっていたので、それででしょうね。)


その時に色んな映画を観る機会に恵まれました。

この頃観たもので一番印象的だったのは
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でした。

ハイテクメカ、古いアメリカ文化、音楽、そしてラブストーリーと、
僕のツボをズバズバと突いてくる映画でした。(笑)

同じ時期、流行のタレントが主演する映画も何本か見ましたが
これまた印象に残ってないんですよね。

どうやら僕も、映画なら何でもいいというわけでは無かったようです。


それ以降、特に「映画鑑賞が趣味」とまでは言えませんでしたが、
何か引っかかるキーワードのある映画はだいたい観てきました。

格闘技が好きなので「ベストキッド」を観ました。
やはり映画(それもアメリカの)ですので、格闘シーンはやや
誇張があったものの、かなりリアリティのある作品でした。

飛行機好きということで「ターミナル」も観ました。
結果、あんまり飛行機は関係無かったのですが(笑)
でも面白かったですね。痛快な映画でした。


元々アニメは好きだったのですが、なぜか映画では
それまでほとんど観ませんでした。

しかしやはりジブリは例外でしたね。
「風の谷のナウシカ」は、同じ映画を3回劇場に観に行くという
自身初の体験をしました。

それ以降、「ハウルの動く城」までの作品は全部劇場で観ました。


「どついたるねん」という映画がたまたま話題になっていたので
軽い気持ちで観に行ったのですが、これがまた面白かった。
ボクサーの悲哀が実によく表現されていたと思います。

続編の「鉄拳」「王手」も観ました。
シュートボクシングの創始者・シーザー武志が出演していたの
ですが、いい芝居してましたねぇ。


坂本龍一が音楽を担当し、出演もするということで
「戦場のメリークリスマス」を観に行きました。
これまた印象深い作品でした。

坂本龍一、ビートたけし。本職の役者さんでは無かったハズなの
ですが、一度観てしまうともうこの配役以外考えられませんでした。


ここから坂本教授が映画と深く関わりはじめ、自分もそれらの作品を
観るようになりました。

「ラスト・エンペラー」「シェルタリング・スカイ」などは音楽が
坂本龍一だというだけで観に行ったようなものでしたが(苦笑)

しかし面白かった!特に「ラスト・エンペラー」は今でも自分の中で
名作映画1位です。


たまにはにジブリ以外のアニメも観てみるかーということで
「機動警察パトレイバー」「新世紀エヴァンゲリヲン」なんかも
観てみました。

やっぱりテレビシリーズとは違った面白さがあって、
観て良かったなと思いましたですね。


こうしてみると純粋な邦画はあまり観てないように思いますが、

「虹をつかむ男 南国奮闘編」は喜界島で撮影が行われたってことで
観てみました。娯楽映画として結構面白かったですね。

ハマったのが「UDON」
これは以前面識のあった放送作家の「東野ひろあき」さんが
演出をされるということで「これは観ねば!」と行ってみたのですが、

まぁ~~~面白かった。トータスさんユースケさん、役者ですね~。
映画観終わったらもううどん食べたくてしょうがなくなりましたもんね。(笑)

実際その後高松に行ってうどん食べ歩きとかしましたが、楽しかったです。



思えば映画って、忙しい中で2時間なり3時間なりのまとまった時間を
費やさなければならないわけで、考えてみれば贅沢な娯楽と
言えなくもないと思うのです。

それでも人々は映画に惹きつけられるんですよね。やっぱり。


つくづく映画ってのは総合芸術だな~。と思いますですね。
1コマ1コマが芸術作品で、そこに命の宿った声、音、音楽が乗って。

自分みたいなド素人には映画の良し悪しは語れませんが、

それでもやっぱり、丁寧に作られている作品というのはなんとなく
伝わってくるものがあります。


そしてやはりあの劇場の雰囲気。

今はAV機器も良くなってきていて
「これであなたのお部屋がホームシアターに!」なんて
宣伝文句もありますが、なかなかあの劇場の雰囲気を再現するのは
難しいと思いますね。

映画って記録物なんですけど、それでも劇場で観るそれは
「ライブ」な要素がどっかにあるんじゃないかな~?と
思ったりします。



いくらお部屋がホームシアターになろうとも、
きっとスクリーンは不滅なんだろうなー、と思います。